今回は、トバログを運営している鳥羽恒彰さんから刺激をいただきました。近年、“副業”が推奨されている時代で移り変わろうとしている日本。
そんな”働き方”が変わってきている中で、ブロガーとしての顔を持つ鳥羽さん。

会社員でありながら、ブロガーである鳥羽さんは
なぜ、副業としてブロガーになったのでしょうか?
なぜ、あえて忙しい道を選択したのでしょうか?

そこには、ゆとりと言われる世代ではない考えがありました。

※プロフィールは合成ではありません。(笑)

鳥羽恒彰Tuneaki Toba

会社員でありながら、ブロガーの顔を持つ。2015年1月に設立した”トバログ”は現在月間PV数が35万を超える。

トバログ

ブログ設立の経緯

Redox.

まず、ブログはいつから始めようと思ったのでしょうか?

鳥羽恒彰

2015年1月11日に始めました。なので、始めて1年半くらいです。

Redox.

もともと、ブログに興味があったのでしょうか?

鳥羽恒彰

バックグラウンドを話すと、
大学3年生の時に、2013年の11月にライブドアブログで
なんとなく「ガジェットレビューでもしてみようかな」って思い始めました。
もともと、人に何かを伝えることや、新しい商品を誰かに発信することが好きだったので…
高校生の時から発信することが好きで、簡単な個人ホームページでブログを書いたり、某SNSサイトで、イヤホンのレビューをしていました。

※ガジェット…デジタルカメラ・ICレコーダー・多機能の携帯電話・携帯ゲーム機などのこと

Redox.

(笑) 鳥羽さんは、ブログを始める前までは何をしていたのでしょうか?

鳥羽恒彰

中学生の時は野球をやっていて、高校では体操をしていました。
映画の“少林サッカー”が好きで、アクロバティックな動きをやってみたいと思い、
高校では器械体操を始めました。
ただ、器械体操は、幼稚園や小学生から始めている人がほとんどで、僕みたいな高校から始めたやつは、大会では蚊帳の外でした。
3年間部活を続けて、鉄棒を連続でぐるぐる回ることを目標にするのではなく、“高校3年生のときに、全国大会に出場すること”を目標にしました。
やるからには、本気でやりたいじゃないですか。
そこからは、毎日練習をしましたね。
ただ、結果としてはあと少しのところで全国までは行くことができませんでした…
それが悔しかったので、”大学で全国大会に行く”目標を立てました。
なので、大学生になってからは、部活に入り、その目標を達成するために必死で練習しました。
体操って個人プレーですが、チームとして出場するので、仲間と切磋琢磨しました。
懐かしい。(笑)
結果、大学初の全国大会出場を果たすことができました。

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(器械体操をしていた頃の鳥羽さん)

ブロガーの存在を知る

Redox.

目標を立てたら、徹底的に極めるんですね。
では、人に何かを伝えることが好きであれば、他にも選択肢はあったと思うのですが、なぜブログを選択したのでしょうか?

鳥羽恒彰

大学生になって、“ブロガー”という存在を知りました。
何気なくブロガーについて書かれている本を読んで、自分もやってみたいと思いました。
当時 MacBook Air を買ったばかりだったのですが、特に PC でやることもなく、せっかくスタバに MacBook を持ち込んでもやっていることは SNS や ネットサーフィン。旗から見たらダサいですよね笑
なので作業をしている感を出すためにブログを始めました。何事も形から入るタイプなんです。(笑)

Redox.

自分ができることから始めてみたんですね。
実際に、スタートしてみてどういう感じになりましたか?

鳥羽恒彰

初めてのブログは3ヶ月で辞めました。
月間1万PVを突破したあたりで、こういう感じでやればいいのかと分かった瞬間、熱が入らなくなってしまいました。特に目標も立てていなかったですし。
ただ、ブログで反応してくれるユーザーがいる面白さが分かり、もっとブログのことを追及したいと思いました。
そこで、ガジェット系のサイトを運営している会社に
「ブログの書き方を教えてください!!」と直接連絡して、そこから1年間インターンしました。

ep38-3
(当時使っていたMac Book Air)

インターンで学んだこと

Redox.

行動力抜群ですね。(笑)
ここでのインターンは今の運営しているブログと関係していますか?

鳥羽恒彰

繋がっています。
一番大きな変化は、文章の書き方です。
本当に、今まで学生のノリのあほっぽい文章でレビュー記事を書いていたことに気づきました。(笑)
ガジェット系のブログでより多くの人に読んでもらうためには、文体を含め信頼性が大事なので、
落ち着いた文体で書くことは最低限必要なことで、さらにどうやったら人に信用してもらえるのかを学びました。
どういう層にターゲティングして、どうアプローチしていくのかを考えるきっかけになり、現在のブログの基盤になりました。
まぁ、大学生がチャラチャラした文章でブログを書いても絶対読まれないですからね。(笑)

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(開設4か月目のトバログ。)

目標を立ててブログを再スタート

Redox.

インターンを終えて、ブロガーになりたいと思ったのでしょうか?

鳥羽恒彰

このまま、大学生活を終わらしていいのかって思っていました。
大学生からしたら、”社会人=だいたい一緒”みたいに思うじゃないですか?
そういうことを考えていると、大学を卒業したら、自分の存在意義がなくなってしまう気がしたんです。(笑)
そこで、自分の存在意義を示すために、なにか自分で発信していこうと決めました。
自分が一度したブログとインターンから、ブログを選択しました。
それに、ブログの開設方法が分かっていたので、インターンで学んだ戦略を用いて
“1年後10万PV”という目標を立てました。
ブログを再開すると決めたその日に、ブログのタイトルや方向性、ターゲットとなる人物像から中の人の見せ方まで大まかに設定しました。」
(PV…、ページビュー(PageView)の略語でサイトのページを閲覧した回数のこと。
この数で、サイトの規模が分かります。

ep38-5
引用:(http://ebloger.net/bloger-ranking/)

Redox.

具体的に、1年間の目標はどのように立てたのでしょうか?

鳥羽恒彰

とりあえず、記事が多ければ多いほどインデックス(検索)されやすいので
“1か月50記事を書く”ことを目標にして、2ヶ月目で100記事を達成しようと思いました。
なんとかその目標は達成できましたね。
1日で3記事とか書いていました。
本気度は前のブログと比べて全然違いましたね。
徐々にやろうとすると飽きるし、きついと思ったので、
最初の方に一気にやってしまいました。
100記事を書いてしまうと、もう後戻りできないじゃないですか?(笑)
それに、就職してからもブログを続けたいと思っていたので、社会人1年目でモチベーションを下げないためにも、先に学生時代で基礎を作ってしまいました。
社会人になると一気にブーストをかけにくいので、学生時代にある程度完成させておいたのは良かったと思います。このときはFacebookでは告知していなくて検索流入だけでした。
どうやったら、ブログに飛んでもらえるかを考えました。
結果的に、7か月後に
“1年後10万PV”いう目標を達成することができました。
その時は、とりあえず第一段階クリアだなと思いましたね。
というのも、目標を達成することが分かってからは、次の目標で“30万PV達成する”ことが出てきたので、割と冷静でした。

ブログを続けられる理由

Redox.

なぜ、ここまで続けることができたのでしょうか?

鳥羽恒彰

ブロガーになると決めたきっかけが3つあります。
1つは、就職活動の面接で某IT系メディアに落ちた悔しさがあったからですね。
自分の媒体を作って見返してやる!!!!と思っていました。(笑)
もう1つは、仲の良い友人と切磋琢磨していること。
“いつかメディアを立ち上げたいね”と話していた友人とブログを作った日がほとんど同じなのです。
その友人といい意味でライバルなので、お互い意識をあげています。
最後は、ブログの世界が奥深いということです。
もともと、ブログの収益がガジェット購入時の足しになれば良いなと思ってはいました。
しかし、ブログを通して多種多様な人に出会えたり、新しい発見があったりと学べることも多く、ブログを運営することで付随するリターンも多いと感じています。もちろん楽しんでやっているというのが大前提ですが。

Redox.

ブロガーになって、悔しい思いをしたり、ムカッときたりしたことってありますか?

鳥羽恒彰

ありますね(笑)
大学生って怪しい商売に巻き込まれやすいじゃないですか?
アフィリエイトも情報商材ビジネスが横行していて、世間的にあまりいいイメージじゃなかったですよね。
後輩からよくブログの相談を受けるのですが、お世話になっていた教授から「そんな怪しい方法でラクして稼ぐのではなく、学生ならもっと汗水かいて働いた方がいい」」と言われました。
やったことある人は分かるかもしれませんが、ブログは決してラクではありません。
常に最適な見せ方を考え、ネタを探しながら記事を書いています。
論理的な思考感覚も身につくし、これからは個人が目立っていく時代になりつつあるので、ブログは学生にとって最高の教材であり、収入を得るためのスキーム(計画)だと思っています。

ep38-6

 

副業の効果

Redox.

正直、副業は本業以外で行うことなので、大変じゃないですか?
また、副業をすることで本業に差し支えないのでしょうか?

鳥羽恒彰

休日や寝る前の時間を使って記事を書いているので、周りから見たら大変かもしれないですが、好きなことをやっているので苦ではありません。
またブログを通して、現在の本業の仕事に役に立っています。
例えば、私がやっている広報の仕事では
お客さんや製品を紹介してくれる媒体を探す立場。
ブログと逆の立場です。
ブロガー目線でいくと、いろんな商品を提供していただいたり、お金を出していただいて記事を書いたりすることができます。
一方で、広報の仕事は、どこの媒体に載せると効果的かを考える必要があります。
両方の立場にいることで、大きな相乗効果を生むことができると思っています。

Redox.

副業を本業とうまく絡めているんですね! では、鳥羽さんは、これからの社会人になる方や社会人の方に副業を勧めますか?

鳥羽恒彰

僕は副業を勧めます。
先ほども申し上げましたが、副業をすることで価値観が広がることが大きいです。
企業で働くとしたら、会社の中の人やお客さんとだけと知り合いますよね。
毎月安定して収入は得られるけど、この世の中、急なリストラだって起こりえます。
副業をやっていることで、自分の会社のコミュニティ以外で別の人たちと関わることは、どちらの仕事にもうまく相乗効果を図ることができると思っています。
もちろん、副業は本業以外で時間を作って行うことで、時間の管理も大事です。
でも、好きなことをネタにすれば苦ではありませんよ。

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(ブロガー仲間と定期的に作業をしている様子。いろんな方と交流することができるのが特徴である。)

今後の目標

Redox.

今後の鳥羽さん自身の目標とトバログの目標教えてください!

鳥羽恒彰

まず、私の目標は、自分が何か新しいことを始めたいと思った時、例えば海外留学や起業などがすぐに実現できる状態にしておきたいです。
それは、本業だけでなく、別の収入源があることで無理に節約することなく自己実現に近づけられると思います。
何が起きるか分からないし、最低限ブログがあれば生きていけるくらいにしておきたいです。時間と場所にとらわれないノマドワーカーもいいですね。(笑)
仕事は当然やらないと周りに支障が生じますが、ブログをすることは自分が何もやらなくなっても誰にも迷惑をかけることがありません。
とは言っても、個人プレーではないんですよ。
他の人と繋がって、相乗効果を生み出して上を目指すことができると思っています。
体操と似ていますね。(笑)
トバログとしては、ブログをプラットフォームとして、色々なことに挑戦していきたいと考えています。鳥羽ログとして別媒体に記事を提供したり、もしくはガジェット系以外のブログも立ち上げてみたり。
3ヶ月ブログをした経験や大きな媒体でのインターン、そして現在のブログを通して、分かったことはブログ収益だけを目標にすることは違うことが分かりました。
今はまだまだ通過点です。
1か月100万PV行くことが次の目標です。
あと、2~3年は必要かなと。
でも、楽しくやっていきたいですね!

「副業はしんどそう…」
「副業は大変そう…」と、マイナスなイメージを持たれる副業だが、最近では考え方が変わってきている。

その副業に対して、新しい考え方を持つ鳥羽さん。
鳥羽さんは、“副業”をすることに意味を持たせていた。

やるからには、目標を決めて、徹底的にやり抜く性格は
小さな頃から変わらず、
それが、現在のトバログを形成していた。

“ゆとり”世代から離れ、目標達成のために猛進している鳥羽さんは、
目がギラギラしていました。

同じ世代ですが、自分もストイックにやっていこうと思いました。

これからも、鳥羽恒彰さんのご活躍に期待しています!